ホタテガイは、日本海側では能登半島以北、太平洋側では東京湾以北に分布し、水深20m〜30mの砂場に生息しています。3年〜4年で成貝に成長し、殻長が12〜13cmになります。植物性プランクトンを主な餌にしています。

ホタテガイの天敵はヒトデです。ヒトデに襲われると閉殻筋（貝柱）を使い、殻を力強く開閉することで、貝の中に入っている海水を吐き出し、素早く泳いで逃げるのです。

ホタテガイには、たんぱく質・脂肪・ビタミン・カルシウム・鉄分・リン・その他のミネラルなど多くの栄養素が含まれています。また、タウリンも豊富に含まれ、コレステロールを減少させ血圧を下げる効果もあります。最近の研究で、ホタテガイのグリコーゲンが癌を抑制する効果があると報告されているそうです。